きずあと(保険診療)
きずあと(保険診療)
「きずあと」は皮膚が損傷を受けた際に、それを修復するためにコラーゲン線維が局所で増加し、もともとの皮膚のみためや機能とは変わってしまった状態をいいます。
現行医療では「きずあと」をできなくしたり、無くしたりすることは残念ながら叶いません。そのため、当院がどれだけ手をつくしても、受傷したダメージにより、ある程度の「きずあと」が残ってしまうことになります。
「きずあと」の中でも、機能/動作に異常があるものや、色の異常を生じたものは保険診療を行うことが可能です。けが、きず、やけどなど突発的な損傷によるものはもちろん、他院で行った手術によるものも、症状によって治療対象になる場合があります。
まず色調の問題として、ダメージを受けた皮膚に日焼けのような褐色の色が続いてしまう【炎症後色素沈着症】と、外傷とともに異物(石/アスファルト/黒鉛など)が皮膚にはいり、初療で除去しきれず残存してしまい、それが透けて見える【外傷後色素沈着症】が保険適応可能です。
また、形の問題としてはコラーゲン線維が過剰に増えてきずあとが隆起する、またそれにより痛みや痒みなど症状を認めるものは【肥厚性瘢痕】【ケロイド】と呼び、この場合も保険診療が可能です。
最後に、きずあとのコラーゲン線維は縮む性質をもっています。収縮によって機能/動作に異常がみられる、いわゆる「きずのひきつれ」を起こしたものを【瘢痕拘縮】と呼び、これも保険診療が可能です。
たなかクリニックでは頭頂部から足先まで、どの部位にできた「きずあと」でも診察致します。治療内容はお困りのきずあとの状態により大きく異なります。以下の説明に保険適用が可能なきずあとの状態を簡単に記載していますが、できれば自己判断せずまず受診頂き、専門医の診察をお受けください。
■色素沈着が続く場合:炎症後色素沈着
内服治療
■異物が残存しており、それによる色が残った場合:外傷性色素沈着
内服治療、手術による異物除去やQスイッチレーザー治療など
■きずあとに痒み/痛みやふくらみがある場合:肥厚性瘢痕、ケロイド
内服治療、外用治療、注射治療、手術治療など
■きずあとの収縮により機能/動作の異常が見られる場合:瘢痕拘縮
外用治療、注射治療、手術治療など
初診
診察
検査
治療
(処置、手術、その他)
治療内容により大きく異なります
まずは受診頂き、専門医の診察をお受けください
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